テュフズードライブウェビナー
H₂ Readiness認証の概要と
欧州市場における必要性について
~機能安全の観点で見た水素燃料使用~
H₂ Readiness認証は、発電所や産業設備が将来的に水素燃料へ安全かつ効率的に転換できるよう、必要な設計や措置が実装されていることを第三者が認証する制度です。欧州では市場要件として認証取得が求められるケースが増えており、取得により市場アクセスの強化、投資家や保険会社からの信頼獲得、将来の規制強化や燃料転換への備えといったメリットがあります。
テュフズードの評価・認証は、設計から運用までをカバーし、新設・既存設備および材料・コンポーネントにも対応しています。日本企業にとっても、水素設備の国際市場での競争力強化、サプライチェーンの信頼性向上に寄与する重要なものとなります。さらに、H₂ Readinessの評価におけるリスク分析結果は、プラント設備の安全システム設計の国際基準であるIEC 61511(機能安全)への準拠、つまり長期的な安全ライフサイクルの起点となります。
本ウェビナーでは、H₂ Readiness認証に関して解説すると共に、プラント設備の機能安全規格であるIEC 61511に関してもご紹介します。
【セミナー概要】
■ 日時
2025年12月11日(木) 14:00-15:00
■ 開催方法
Teams Town Hallにて開催
■こんな方におすすめ
コンバインドサイクル発電所(CCPP)、排熱回収蒸気発生器(HRSG)、水電解装置、水素バルブ、水素向け部材などの水素関連設備を今後、欧州市場に展開する国内メーカー、販売事業者
■ 内容
・H₂ Readiness認証の概要と背景
・H₂ ReadinessとH₂ Capabilityの違い
・認証取得のメリットと取得しない場合のリスク
・テュフズード認証の特徴と評価項目
・日本企業にとっての意義と今後の展望
・その他の水素事業に関連したテュフズードのサービスのご紹介
・“SIL製品を買えば安全”の誤解を超えてーIEC 61511が示す真の機能安全ー
■講師
伊吹 壽元
テュフズードジャパン株式会社 MORI事業本部 IS H2部
森本 賢一
長崎総合科学大学 特別教授、株式会社制御システム研究所 代表取締役、株式会社産業セキュリティ構築 代表取締役
■ 費用
無料
■お申し込み方法
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